
ハイフ・キャビテーション・温熱バキュームとは
紫外線の影響による肌老化
”米シカゴの皮膚科医が太陽光の肌老化の研究でモニタリングしていた男性のものとなります。28年間トラック運転手として勤め、日々運転席で太陽光を浴び続けた結果、左側の肌老化が進んだ研究報告となります。
まさしく、フォトエイジング(光老化)の脅威となります。
出典:2012/4/19 The NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE”
男性の画像を見てどのように感じましたか?
ハイフに触れる前に、肌老化について簡単にご説明します。
肌老化の原因について、
ご覧いただきました画像のように紫外線や加齢、電磁波などの生活環境の影響により肌老化が進んでいきます。特に肌老化の80%は光老化(フォトエイジング)と言われております。これらの影響を皆さんがどれだけ受け、どれだけケアしてきたかにより肌老化に個人差が大きく左右します。
光老化(フォトエイジング)が肌老化の要因の80%であることは、単純にいうと100歳まで紫外線を受けずに過ごされた方は、100歳にして20歳の肌年齢とも言えます。それ程、紫外線が肌に与える影響は大きいのです。
肌老化は、生活環境やある一定の年齢から細胞機能の活力が衰え始め、そのまま年々細胞機能が衰えることでも老化が進みます。肌の艶やかさやハリを大きく担っている組織が、表皮の下にある真皮層なのです。
真皮層は皮膚の状態を正常に保つ役割をしており、真皮層の70%を占めているのは【コラーゲン】になります。
この【コラーゲン】は若いころは十分に生成されておりますが、
一定の年齢を過ぎた頃より生成する機能が衰え始め、
コラーゲンが減少し、
繊維も固くなり弾力も損なわれ、
皮膚にはしわやたるみが出始めてくるのです。
真皮のコラーゲンこそがあらゆる肌トラブルの根幹なのです。
当サロンでは、真皮層に刺激を与えることで、このコラーゲンの増生含め自身の細胞の活性化を促進させることをハイフ活用して施術致します。
ではハイフとは、
高エネルギーの超音波の振動を1点に集めることで熱を発生させ、細胞に刺激を与える施術となります。
例えて言うと、小学校の実験で行った太陽光をレンズで集めて1点だけを高温にするイメージです。そちらを超音波で実施するものとなります。
こちらの焦点距離を皮膚下1.5mm、3.0㎜、4.5㎜の3つを利用することで、
表皮~筋膜までのそれぞれの層へ約50~60℃の熱を与え、細胞の再生修復機能(創傷治癒)を促します。
年々衰える肌細胞を、この刺激により本来持つ肌機能を活性化する施術となります。
フェイシャルでは、
しわ・毛穴・ニキビの改善、リフトアップ、肌の引締め
ボディーでは、
リバウンドしづらい体質改善などの痩身効果
が期待できます。

各皮下組織へのアプローチ&効能
皮下深度を1.5mm、3.0㎜、4.5㎜の3つに分けてアプローチします。
1.5㎜の浅い層では、
小ジワや目元のシワたるみ、ほうれい線といったお風呂に入ると薄くなるような表皮のたるみやシワに働きかけます。
3.0mmの中間層では、
コラーゲンのある真皮層、更には皮下脂肪へアプローチし、くっきりしたシワや大ジワ、加齢による重みで下がった脂肪のブルドック状のたるみやマリオネットライン、ニキビなど、
真皮層ではコラーゲン活性での肌の奥からハリを持たせ
皮下脂肪では脂肪の縮小によりたるみ改善と小顔効果が期待できます。
4.5㎜の深い層では、
レーザーでも届かない筋膜層にアプローチし、顔全体のたるみ引締めが期待できます。
通常では、この様なリフトアップなどの効果をもたらす施術は、皮膚をメスで切開し糸を使用して引き上げたり金の糸を入れる必要がありますが、ハイフを利用することでこれらの効能を「切開なし、大きな痛みなし」で筋膜層(SMAS層)までアプローチ可能となります。

創傷治癒力による肌機能の活性化
肌老化による、様々な悩みはそれぞれのお肌の層により引き起こされております。加齢や紫外線、電磁波など普段の生活環境により年々細胞生成機能が衰退することで、ハリや弾力の衰退とコラーゲン(真皮層の70%を占める)の減少が大きく影響しております。
また、大ジワや顔のたるみは、脂肪層や筋膜(SMAS層)のたるみが要因となっております。
その為、それぞれの層に対し熱刺激を与え、
「自身の肌が持っている創傷治癒力(傷を治す力)を利用」することで、コラーゲンの増生させる肌機能の活力を呼び起こします。
脂肪層や筋膜(SMAS層)では、熱変性での脂肪の縮小、筋膜(SMAS層)の引き締めを狙います。

痛みの少ない最適な出力での照射
照射の出力が高いほど、効果が高いと思われがちではありますが、それぞれにメリットデメリットが必ずございます。
当サロンでの美容ハイフは、照射出力を最適なレベルにすることで、安全性を保ちお肌の活力を徐々に引き起こす施術としております。
少し例えが悪いかもしれませんが、
今流行りの「低温調理」と「高温調理」をイメージして下さい。
「低温調理」のメリットは美味しさや水分を十分に保つ調理法となっており、お肉に潤いがあり旨味が逃げることを最大限抑えた調理でお肉の縮小も程々となります。
一方、「高温調理」については、一気に高い火力で調理するため、一気にお肉が縮小しお肉が固くなりやすい、こんがりとさせる調理法となります。
このように当サロンでは「低温調理」のイメージでお肌への負担を最小限に効果を引き上げていく施術法となります。

キャビテーション
キャビテーションもハイフ同様に超音波を利用した施術となります。
キャビテーションとは、「空洞現象」の意味で、水中で圧力をかけた際に気泡が発生し消滅する現象となります。
イメージとしましては、ボートのプロペラを水中で回した際、空気がない水中で急に気泡が生まれ消えていく現象と同様となります。
この超音波を体に当てることで脂肪細胞内部で圧力が低下し、気泡が発生し気泡が弾ける衝撃圧により、凝り固まった脂肪やセルライトにアプローチする施術となります。
老廃物となった脂肪細胞が、施術後にゆっくりと新陳代謝により対外に排出されます。

温熱バキューム(吸引)
キャビテーションで老廃物となった脂肪細胞が対外に排出しやすくなるように、体温より高い温度と手技では難しい強力な吸引によって老廃物をリンパへ流し込みします。
凹凸のある肌を滑らかに整え、肌に弾力とハリも促します。

ハイフ・キャビテーション・温熱バキューム禁忌事項
当サロンでは、
お客様に安心してお手入れを受けて頂くことを最優先に考え、以下の項目に関し当日の施術をお断りさせていただく場合がございます。
□医療用電子機器を使用されている
□心臓、肺、腎臓病、糖尿病、原爆症
□急性疾患、結核症、有熱性疾患、伝染病、感染疾患、皮膚疾患
□悪性腫瘍の方、AIDS/HIV、甲状腺疾患、血友病疾患、敗血症
□憂鬱性心疾患および神経性疾患
□膠原病等医療特定疾患
□血圧異常時、ケロイド体質
□顔面黒皮症の方、メニエール病
□てんかんの既往がある
□病気で通院中、または体調が悪い(疲れ、寝不足、37.5℃以上の熱など)
□薬を服用している方、または使用している
□ホルモン治療をしている
□ステロイド系ホルモン剤の長期使用や、肝機能障害で毛細血管拡張を起こしている
□アトピー性皮膚炎など、かゆみが出やすい
□アルコールを帯びている方(二日酔い含む)
□かゆみや日照のあるシミ、物理的刺激等による病的なシミ、アザがある部分
□妊娠中、授乳中、出産後生理が2回未満、または妊娠の可能性がある